ほぼゲーム感想日記
QuinRoseの感想に偏ってます
時折、他ジャンルが飛び交うことも・・・
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ホント時間というものはあっという間に過ぎていくもので、年が明けてもう5日が過ぎました
至福のお休みもあっという間です… あぁ、これから又時間に追われる日々が来るのかと思うとうんざりします まぁ、仕方がないことですが さて、PS2版エンパイアの豪華版特典CDの素晴らしさは依然滔々と語ったのですが、その勢い余ってSSを書いてしまいました いや、あの話を聞いてから妄想が止まらん止まらん 自分の脳内でとどめておくつもりが、意外にも形になったのでうpしてみました 内容は豪華版CDに関連するので聞いてない方は話の流れが分からないかもしれません 特典CDトラック7後の妄想です カーティス+シエラSS 相変わらずネタバレ考慮なしの、ぐだぐだSSですが全てご了承いただいた方のみつづきからどぞ~
背筋が凍るとはこういうことを言うのか。
シエラはそんなことを思いながら、目の前の人物を見た。
気配のない気配。
いつも口元に湛えられた頬笑み。
自分と同じ赤毛に、顔横に垂らされた1本の三つ編み。
「あぁ、こんばんは、シエラ。」
顔を青くさせたシエラのことなどまるで意に介さぬのんびりとした口調。
相手は口を動かしただけだというのに、その少しの動きにシエラは武器を構えそうになるがそれを寸でで押しとどめる。
なぜ、なぜこんな所にこの男がいるのか。
国の要人が集まる城に、稀代の暗殺者と呼ばれる男が。
ご主人様がいるここに、カーティス・ナイルが!
目前のカーティスの一挙一動を見逃さぬようにしながら、シエラの脳内では目まぐるしく様々なことが考えられていた。
現時点でエドワルド様はどこにおられるか。
誰が警備を担当していたか。
自分はどう動くべきか。
シエラの緊張が頂点に達しようかという時、信じられない言葉がカーティスの口からこぼれた。
「良いお湯をありがとうございました。」
あり得ないことにその言葉でシエラの体の全機能が一瞬停止した。
見ればカーティスの髪はしんなりと濡れており、その頬は常より上気してほんのり赤くなっている。
そして極めつけはがしがしと乱雑に頭をタオルでふく動作。
貴族などは絶対にしないであろうことであるが、その全てがある事を示唆していることだけは分かった。
「何客人面して寛いでんのよ。」
そう、明らかにカーティスは風呂上りであった。
例え稀代の暗殺者といえど仕事時にはある程度ある緊迫感がまるでなく、完全に寛いだ風体。
自分がこんなにまで警戒したのは一体なんだったというのか、勝手とはいえシエラは憤りを感じられずにはいられなかった。
自然問いが剣を含んだものとなってしまうのは仕方がないことだろう。
「何客人面で寛いでいるんだって?ははっ、僕客人ですから。ジャスティン王子に招かれたんですよ。」
一体あの方は何を考えているのか。
常々王子という自覚はない方だと思っていたが、まさか暗殺者を客人として招くとは正気とは思えない。
そもそも始終傍にいるあのいけ好かない侍従長たちは何故止めなかったのか。
ジャスティンにはぶつけられない憤りをぶつけるように、シエラは考え付く限りの罵詈雑言を頭の中の侍従長とその腰巾着に浴びせていた。
その間もカーティスが城の歓待について色々述べていたが全てシエラの耳を通りすぎていく。
「至れり尽くせりで居心地がいい。たまにならこういうのも悪くないです。」
当然である。
このようなことがしょっちゅうあっては堪らない。
シエラは未だ苛つきながらカーティスを睨みそうになったが、次の言葉で先とは違う理由で顔面蒼白となった。
「ジャスティン王子のお話もたいそう興味深いですしね。あぁ。ジャスティン王子はあなたの話をとても気に入ったようですよ。真剣に聞いていらっしゃいました。」
さぁっと顔の血の気が引くのがわかった。
一体この男は何をジャスティンに話してくれたのか。
シエラ自身、自分のことなど碌なことが思い浮かばない。
自分が碌でもない人間であることはジャスティンにこれまでも伝えてきたが、それを他人の口から言われるのはわけが違う。
「ジャスティン様に何を話したのよ?」
「え?何を話したのか?」
この問いが目の前の男を喜ばすと分かっていてもシエラは聞かずにはいられなかった。
案の定つっけんどんなシエラの問いにカーティスが意地の悪い笑みを浮かべた。
「それは秘密…。」
艶を含んだ声でねっとりと答えが返される。
それにひくっとシエラの口角が上がる。
これまで幾度となく本気でカーティスを殺してやりたいと思ってきたが、それと同じくらいに頭に血が上る。
しかし、カーティスがジャスティンにいったい何を話したかも気になって仕方がない。
シエラは顔を忙しなく赤くさせたり、青くさせたりした。
そのうちくらくらと酸欠のように眩暈がし始める。
(鼻血出そ…)
とりあえずジャスティンに真相を確かめる方が確かであろう。
いくらシエラがカーティスを殺したいと願ってもそれが叶うことはまずないのだから。
シエラは鼻を押さえながらふらふらとその場を後にしようとした。
しかしそんなシエラに追い打ちをかけるかのようにカーティスの言葉がかけられる。
「おや?シエラ?どうしたんです?そんな気でも遠くなった顔をしてふらふらと」
例え打ち違えてもこの男の命は絶っておくべきだ。
この時シエラは本気でそう思った。
恒例の後書きという名の言い訳コーナーですwww 特典CDのカーティスとシエラのやり取りを聞いてたまらんくなりやってしまいました… カーティスはシエラの何をジャスティンに話したんだろうなぁ? ジャスティンが話すシエラのことと言ったらたぶん惚気だろうなぁ、だとしたらシエラはカーティスに散々からかわれそうだなぁ、とか悶々妄想してたらこんな話になりました いや、絶対ジャスティンが話すシエラのことって惚気しかないって!! んで、それを聞いた時のカーティスは笑いをこらえてるか、馬鹿笑いしてるかだよ、きっと! 声あげて馬鹿笑いするカーティスとかめっちゃ見たいし! しかし、あの場にはマー坊とコールドナードもいた筈で、一緒に聞いてたんだろうなぁと思うと、シエラ過去話はマー坊得ですね シエラ自分のことは絶対話さないだろうし 良かったね、マー坊! まぁ、その分ご主人様の惚気を散々聞かされてるかもしれんけど それも日常茶飯事のことかもしれないけどね あの人全く周りを気にしないし 私的エンパイアキャラのイメージはこんな感じ エドワルド→愛は隠さないが、シエラに関することは見せびらかさず独り占め 宝物を大事にする子供みたいなとこがある人 ジャスティン→愛も、シエラに関することも一切隠しません 惚気も愛も超オープン、常に堂々としています ブライアン→周りを憚る気はないが、空気が読めちゃう人なのでシエラの嫌がることはしません 程よくオープン ランビュール→「あれ」で自分に自信がないので関係をおおっぴらにはしないが、独占欲は人一倍あります マーシャル→(思いつかなかった…orz愛は、愛はあるのに…) とりあえず使用人仲間にはオープンだよね?惚気をいうタイプには見えません ミハエル→規格外www 「虫けらに良いとこなんてあったけ?」 しかし、忙しくてPS2版エンパイアの梱包も未だ開けてないくらいなのに、ここまでエンパイアにフィーバーできるとは、なんてお手軽な奴なんだ、と我がことながら思いますwww シエラについて話すジャスティン&カーティスとか、帰国後のカーティス×アイリーンのやり取りとか妄想はまだまだ止まりません いつか形になったらまたうpするかもしれません 確約は…しますん!! PR
ありがとう!!
もう、この一言につきます。
いや、このCDホントいい出来でしたねー。 楽しかったです。 いやノベル版を頂いた様でとても嬉しい。ありがとう御座います! 私も実はジャスティン様以降あまり進んでいないにも拘わらず「クリムゾン」大絶賛中です。 そしてカーティスXアイリーンの会話も聴きたい所ですねっ!! そしてジャスティン様とたまーに飲み友になるカーティス(笑)とか。シエラ同様彼のオープンさ(だとか、この世界には珍しく正しさ?みないな物を象徴している人)はカーティスにも通じたようで。。うーん、ifでのドラマCD物ですのに夢中です。 あ、マー坊は「希望が見えたら一途に追いかける、外見裏切る秘めた情熱家」というイメージではいかがで。(あ、ルート説明なだけ?/笑) 長々すみません。本当に有難う御座います!! Re:ありがとう!!
いえいえ、なんかもうすっごいクオリティの低い妄想の産物なんで…
ノベル版とか恐れ多いです >ジャスティン様とたまーに飲み友になるカーティス(笑)とか。 それ、良いっすね!! またまた妄想が膨らみます またしばらく妄想の世界で生きていけますwww Kさんありがとう! |
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