ほぼゲーム感想日記
QuinRoseの感想に偏ってます
時折、他ジャンルが飛び交うことも・・・
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最近またもまほごしゅのマイセンブームが来てます 今回はそんなマイセン妄想から派生してしまったSS
マイセンの学生時代どんなんだったんだろう~?
公式が大陸供給してくれないのが悪いと思うんだ!
とうわけで、今回はパロどころかキャラも完全捏造なので、 なんでもおk!という猛者のみつづきからどぞ~
お前がくれるものは痛みさえ愛おしいけれど 私には理解できないな。
「エルランジェ…」
上がる息をこらえながらなんとかその少女の名前を呼べば、エルランジェと呼ばれた少女は床に蹲るマイセンを見つめたままついっと顎を上げた。 「私は自分の責務も理解しているし、そこから逃れたいなどと思ったことは無いが、それでも窮屈さは感じるし、自分に自由はないことも知っている。」
そこで一旦切ってエルランジェはマイセンをじっと凝視した。
「だからこそ理解できないな。自ら何かに束縛されようなんて」
ぎりぎりと体を苛む痛みに息を荒げながら、マイセンはいつもの体でエルランジェの言葉を軽く返す。 「本当に毎度の事ながら、お前には嗜虐趣味があるのかと疑うよ。」 マイセンの軽い様子に合わせるように、エルランジェは苦しむマイセンを見ながら愉快そうな口ぶりで話した。
自分の容量をはるかに超える魔力は到底マイセンの体内に収まりきるものではなく、
ミハエルに食してもらえば楽になることは分かっているが、 その後に幾ら体が楽になろうと・・・。
だからミハエルが幾ら強請ってこようと、マイセンは限界まではいつも我慢してしまう。
その様をエルランジェに見つけられたのはいつのことだったか。
シンフォニアの抱える真実と、マイセンの抱える事情、悪魔と契約している事実に
今もエルランジェは哀れむでもなく愉快そうにその目を細め、
あいつのことを想わないときはない。
それでも、時折この痛みだけは忘れたくなる。
マイセンはエルランジェから触れてきたのをいいことに、その白いたおやかな手首をつかみぐいっと引っ張った。 「忘れさせてくれ・・・」 何をとは言わない。 「慰めてくれよ・・・」 唯一の女を想いながらマイセンは今日も他の女を掻き抱いた。
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